とよファーレのささいな日常

気になったことをテキトーに綴っていく

映画「エクソダス ~神と王~」を観に行ってきたよ

なんだかんだ言って2ヶ月以上もブログを書かなかったのだが、この映画を観てなんとなく書きたくなった。今回はネタバレのようなことも書くので注意してくださいな。

 

この映画は旧約聖書の「出エジプト記」に綴られているモーゼの英雄譚を映画化したもので、監督は「グラディエーター」(00) でアカデミ賞作品賞を受賞したリドリー・スコットである。そして、モーゼ役には「ダークナイト」でバットマン役を演じたクリスチャン・ベールである。

 

この映画を観たかった理由は2つある。1つ目の理由はクリスチャン・ベールが好きであるということ。2つ目は小学生の頃に1956年に制作されたモーゼの映画「十戒」での様々な奇跡のシーンが印象に残っていたからである。今回CGで神が起こす奇跡がどのような迫力になっているかを期待したというわけだ。

 

ストーリーを簡単に説明すると、ヘブライ人がエジプトの奴隷とされていた時代に王子のラメセスと将軍のモーゼがエジプトのために邁進していた。兄弟のように育った2人であったが、モーゼがヘブライ人とわかり王となったラメセスが追放してしまう。追放され旅をし安住する地を見つけたモーゼだったが神からエジプトで虐げられているヘブライ人を助けよとお告げをもらいエジプト王に反旗を翻し、40万人のヘブライ人を率いてまだ見ぬ”約束の地”を目指す。・・・という話である。

 

今回の映画を観て思ったことを言うと、今回は昔の映画のモーゼを異なる観点で描いていた。昔のモーゼは神の言葉を忠実に従い実行する伝える人物で風貌も賢者のような感じであったが、今回は戦士として描かれており、神と反発することもあった。そして、奇跡も昔の映画のように神の言葉を聞いてエジプト王と交渉して失敗した時にモーゼが起こすという感じとは違い、神が一方的に起こしてモーゼがエジプト王に「まじやばいから奴隷を解放した方がええんちゃうか!」という感じの印象であった。

そして、撮影技術があがったということもあるのだと思うが神の起こした奇跡が強烈であった。奇跡といっても公害?自然災害?みたいな感じなのだがエジプト人だけじゃなくてヘブライ人にも多大な影響出るやろ!!とかいろいろ思うところがあった。で、今回一番期待していたモーゼが海を割るシーンなのだが・・・残念ながら海の水がゆっくり引いていくだけであった。海水が引く前に遠くに隕石みたいなのが落ちる描写があったので、地震による引き潮であり、時間が経って巨大な津波がきたので多分こういう解釈であっていると思う。

 

こういうわけで海がザッバン~と割るシーンを期待してた僕としてはガッカリ感が否めなかった。また、神の奇跡と言ってエジプト人を殺していってしまっている描写は恐ろしく、400年間ヘブライ人を奴隷としたバツが当たったのかもしれないがちょっとやりすぎなのではと思ってしまった。で、最後にエジプトの神々は助けないんだなとも思ってしまったりもした。

 

子供の時に観たモーゼの映画とは印象があまりにも違いいろいろ書いてしまったが、大人になっていろいろ考えを持ったということなのでしょう。とりあえず、宗教的な映画ってやっぱり解釈が難しいなと思った。そして残念ながら映画グッズは売っていなかったのでパンフだけ買った。

 

というわけで、長々と読んでくださった人はありがとうございます。これは単にぼくがこの映画を観て受けた印象を自由気ままに書いてるだけなので許してください。

映画の画像とか入れれたらいいねんけど著作権とかに引っかかるとおもうから文字だけか・・・寂しいな・・・

では、また気が向いたら・・・